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ZETA Research Memo(3):EC事業者を高いレベルで支援する「ZETA CXシリーズ」

特集
2025年4月1日 11時03分

■ZETA<6031>の事業内容

1. 事業概要

同社が提供するサービスは、ECサイトに来訪したユーザーの購買体験を改善し購買を促すことでECサイトの売上を伸ばすCX改善サービス「ZETA CXシリーズ」である。クライアントは、ユナイテッドアローズ<7606>や(株)アーバンリサーチといったアパレルを中心としたブランド、コーナン商事<7516>やCROOZ SHOPLIST(株)といったリテーラーなど、大量の商品を在庫し販売する大手小売企業が多い。これらの企業はインターネットを利用する消費者を囲い込むために自社EC事業を強化しているが、「ZETA CXシリーズ」はハイエンド仕様のため、「ほしい商品に気付く」「ほしい商品が見つかる」「店舗へとつなげる」というEC事業者の目的を高いレベルで囲い込みを支援することができ、好評を博している。

「ZETA CXシリーズ」には、大規模ECで国内トップクラスのシェアを誇る主力製品のサイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」のほか様々な製品があり、クライアントが運営するECサイトの検索エンジンの性能・機能を高めることができる。また、アパレルや家電、ショッピングモールなど各サイトに合わせた自由度の高い設計や柔軟なデータ連携が可能なほか、チューニングなど継続的なサポートも提供している。さらに、サイトを利用するユーザーの視点に立った設計となっており、ユーザーの購買体験や意欲を高めることができる。このため、様々なクライアントの戦略的なマーケティングを支援するソリューションとして、各種メディア・ランキングで上位または推奨サービスとなっていることが多い。このため、自社EC事業を強化したい企業が導入を進めており、新規クライアントは増加傾向にある。また、同社の製品同士を連携することでシナジー効果が高まるため、複数の製品を導入する既存クライアントも増えている。この結果、同社調査(2024年1月時点)によると、EC売上高上位30社のうち30%以上、ファッションEC売上高上位30社のうち約46%が「ZETA CXシリーズ」を導入しているようだ。

主力「ZETA SEARCH」をはじめ揃ってきたラインナップ

2. 主要製品

以下、「ZETA CXシリーズ」の主力製品について説明するが、その他にもレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」、OMO・DXソリューション「ZETA CLICK」、予測・パーソナライズソリューション「ZETA DMP」などがある。

(1) EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」

同社の主力製品で、絞り込みや並び替えなどの自由度と柔軟性を追求した、サイト内の検索を最適化するマーケティングソリューションである。圧倒的な高速処理能力とAIによる自動最適化によってサイトの利便性を向上することができ、また売上拡大に伴う大規模化・高負荷化にも対応しており、ユーザー離脱率の低下やコンバージョンの最大化を促進することができる。特長として、データ処理の高速化によるサイト内検索のスピード向上、ユーザー層・商材・サービスなどの特性に合わせ最適化された精度の高い検索、経験豊富なエンジニアのチューニングによる運用負担軽減などがあり、様々な業界の大手企業に選ばれる理由になっている。

(2) ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」

ハッシュタグの活用によってCX向上やSEO改善を実現するソリューションである。商品説明やUGCのテキストを解析することで、その商品にまつわるホットなキーワードを抽出してハッシュタグを自動生成する。同製品により、意外なキーワードの組み合わせを発見しショッピングが一層楽しくなるCXを実現できるため、回遊率の向上や離脱率・直帰率の低減を図れるほか、キーワードによるSEO効果も期待できる。なお、Googleが日本限定でハッシュタグ検索を開始したことで、検索サイトからの流入施策としても注目されている。

(3) ロイヤルティ向上エンジン「ZETA ENGAGEMENT」

2025年2月にリリースされた新製品で、顧客のファン化とコミュニティの活性化を促進させロイヤルティ向上を実現するソリューションである。レビュー、ハッシュタグ、キュレーション、レコメンドなどを活用してポジティブな印象を創出し、また、多様な顧客接点を活用してインセンティブ(ポイント)の提供やマイレージプログラムの導入を進めることでユーザーのファン化を促進し、企業やブランドに対するロイヤルティ向上を実現する。ファーストパーティデータの活用が本格化しECサイトがコマースメディアへと進化するなか、UGCなどのコンテンツの充実にもつながるため、「ZETA VOICE」「ZETA HASHTAG」「ZETA BASKET」「ZETA AD」など同社製品との相性が良いとされる。

(4) リテールメディア広告エンジン「ZETA AD」

サイト内広告を最適化するマーケティングソリューションで、コンバージョン率を圧倒的に高めることができる。具体的には、「サイト内検索クエリ」を分析して広告を最適化することで、ユーザーニーズを捉えた広告をリアルタイムに打つことが可能となる。このほか、「ZETA SEARCH」以外のサイト内検索エンジンへの連携や、アドネットワークとの接続配信、フィードバックデータの蓄積による精度向上といった特長がある。このため、デジタルマーケティングの新領域であるリテールメディアになくてはならない先駆的なツールと言える。「ZETA SEARCH」と連携することで、サイト内にリアルタイムのユーザーニーズを反映した検索連動型広告を表示することもできる。

(5) ECキュレーションエンジン「ZETA BASKET」

購入商品の組み合わせを提案することで、サイト内回遊率の向上を実現するソリューションである。ECサイト内の複数の商品をコーディネイトして作った製品群を自社ECサイトに投稿することで、メディアコンテンツとして発信される情報を拡充することができる。このため、これまでと異なる切り口で既存の商品をアピールすることができ、訴求力の向上を通じて消費者の購入意欲を喚起し、まとめ買いを促進することができる。現状は企業側の投稿がメインなのでユーザー側の投稿を増やしていく必要があるが、クチコミとの相性が良いので同社他製品とのシナジーが期待されている。

(6) レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」

導入先の延べ投稿数が1,300万件超という国内トップクラスのレビューデータを誇る製品で、サイト内にレビューコンテンツを実装できるソリューションである。点数による評価やフリーコメント、スタッフレスポンスなどの多彩な機能によりサイトコンテンツの充実を図ることができる。また、他のユーザーのリアルな声を届けることで、透明性と信頼性の高いマーケティングが可能となる。5つ星評価や複数軸、フリーコメントなど効果的な表示機能、ユーザーがストレスなくレビューを入力できるシンプルな投稿画面、SEO対策としての有効性などの特長がある。なお、2025年3月にVOICE(株)を設立した。ECサイトから進化したコマースメディアへの取り組み及び、自社事業として日本一のクチコミメディアの実現とその運営に特化した企業である。リテールメディア広告事業で今後拡大が予想される、オフサイトリテールメディア※への取り組みへの貢献も期待される。

※ オフサイトリテールメディア:リテールメディアで得たユーザーデータを、例えばGoogleのAIと組み合わせることで、リテールメディア以外でも消費者リーチに生かす取り組み。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《HN》

提供:フィスコ

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