丸文は逆行高で4ケタ大台回復、今期営業75%増益でピーク更新予想も超割安圏
丸文<7537>が全体下げ相場のなか強さを発揮、一時41円高に買われフシ目の1000円大台を回復するとともに、昨年12月19日につけた昨年来高値1013円にあと1円に迫る場面があった。同社は半導体や電子部品のほか、レーザーなどシステム機器も扱うエレクトロニクス商社で、電子部品・コンピューター製品の販売を手掛ける米アロー・エレクトロニクス<ARW>が筆頭株主となっている。産業機器向けに旺盛な電子デバイス需要を取り込み足もとの業績は絶好調といってよく、23年3月期営業利益は、前期比75%増の105億円予想と急拡大し22年ぶりのピーク利益更新を見込んでいる。この収益成長力にしてPER8倍台、PBR0.6倍近辺の時価は依然として割安感が強い。
株探ニュース