丸文は大陽線形成で上値追い加速、半導体支援の国策追い風に最高益更新が続く
丸文<7537>が後場に入り大きく買い優勢に傾き、大陽線形成で5%超高と上値追いを加速させている。エレクトロニクス商社で半導体・電子部品などを主力に手掛ける。民生機器向けや車載向け半導体が好調で収益を押し上げているが、半導体製造装置は政府による財政支援で今後中期的な需要拡大が見込まれ、ハイスペック商品を取り扱う同社の商機が高まることが予想される。業績も会社側想定を上回る好調で推移しており、24年3月期営業利益は期初予想の87億5000万円から125億円(前期比14%増)に大幅増額、減益見通しから一転して2ケタ増益見通しに変わり、連続過去最高更新が見込まれている。時価換算でPBRは0.7倍台、なおかつ3.7%前後の配当利回りは一段の水準訂正余地を示唆している。
最終更新日:2023年11月17日 14時08分
株探ニュース