丸文は続急伸、円安効果や販管費節減で25年3月期利益予想を上方修正
丸文<7537>は続急伸している。10月31日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を86億円から90億5000万円(前期比30.3%減)へ、純利益を30億円から41億5000万円(同22.0%増)へ上方修正したことが好感されている。
産業機器市場を中心に需要の停滞が見込まれるため、売上高は2120億円から2100億円(同11.1%減)へやや下方修正したものの、デバイス事業で上期の円安進行に伴い円換算ベースでの売上総利益の押し上げがあったことや販管費の節減効果などにより利益は計画を上回る見通しという。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高985億8300万円(前年同期比20.3%減)、営業利益43億7200万円(同40.5%減)、純利益21億4300万円(同88.4%増)だった。
株探ニュース