7570東証S貸借
業種 卸売業

橋本総業ホールディングス 株価材料ニュース

1,185
+14
+1.20%
業績
(15:30)
PTS

(ー)
株価は15分ディレイ

橋本総業HD Research Memo(9):空調機器や管材類が売上高、採算ともに順調に推移

特集
2024年8月28日 13時09分

■業績動向

2. セグメント別の業績動向

管材類では、戸建新築需要は低迷したものの賃貸住宅向け需要が好調に推移したため住宅投資はやや増加、インバウンド需要に対する小規模リニューアルや倉庫・データセンター向け需要が高まったことにより非住宅分野への投資も増加した。こうした環境下、橋本総業ホールディングス<7570>は価格改定を進めるとともに、商品の即納体制を強化するため在庫商材の拡充や物流機能の活用、商材の拡大に注力した。その結果、樹脂管材、金属管材がともに順調に推移し、増収増益となった。衛生陶器・金具類では、住宅分野で新設着工戸数は減少したがリフォーム需要が増加、非住宅分野では新築の大規模案件がやや増加した一方、中小規模案件と大規模リニューアル需要が減少した。管材類同様に商品の即納体制への強化を図ったことで、衛生陶器・金具類の高付加価値商品の需要が増加し、増収増益となった。

住宅設備機器類では、ガス・石油給湯器は供給が回復したもののリフォーム需要が減少、エコキュートは取替需要が徐々に広がる一方で一部商品の欠品が続いたため減少した。キッチン設備は価格改定などの影響で増収となったものの、リフォーム需要の減少で出荷台数は減少した。在庫商材の種類と数量の拡充、即納体制の強化、ショールーム商談会の実施など受注活動の強化に注力し、期後半へ向けて電化商材や食洗機、エコキュート、IHなどの需要が増加したが、微減収減益となった。空調機器・ポンプでは、空調機器類が業務用で新設と取替需要が減少したが、住宅向けが省エネ対応など高機能商品や寒冷地域における暖房用の需要が増加した。換気機器類は新設と取替需要ともに減少したが、ポンプ類は供給体制の回復と価格改定の影響で増加した。仕入先と緊密に情報を共有し代替品での対応を進めたことで、増収増益となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《SO》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる