日本ライフLが急反発、今期は2期ぶり経常最高益・4円増配を計画
日本ライフライン<7575>が急反発。1日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比5.1%増の540億円、経常利益は同4.0%増の110億円を見込む。経常利益は2期ぶりに過去最高益を更新する計画。年間配当予想は同4円増配の46円としており、ポジティブ視されたようだ。
心腔内除細動カテーテルをはじめとする自社製品の売り上げ増加を見込むほか、大腿静脈用止血デバイスも大幅に伸長すると想定。心血管関連ではオープンステントグラフトの販売が堅調に推移し、脳血管関連や消化器ではポートフォリオの充実化に伴い収益が拡大すると予想する。24年3月期の売上高は前の期比0.7%減の513億8400万円、経常利益は同3.0%減の105億8100万円だった。
あわせて同社は、筆頭株主である創業家の資産管理会社が、保有株式の一部について売却する意向を示したことに伴って、550万100株(発行済み株式総数の7.26%)を上限に1株1045円で自己株式の取得に向けた公開買い付けを実施すると発表した。取得総額は最大で57億4760万円となる。
最終更新日:2024年05月02日 09時19分
株探ニュース