スギHDは反落、上期12%営業増益も材料出尽くし感
スギホールディングス<7649>が反落している。26日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高3665億6400万円(前年同期比10.3%増)、営業利益172億8700万円(同11.9%増)、純利益102億6500万円(同14.3%増)と2ケタ増収増益となったものの、材料出尽くし感から売られているようだ。
物販領域で外出需要や食品需要の高まりが続いたことにより関連商品の売り上げが増加するとともに、猛暑により季節商品が堅調に推移した。また、調剤領域では花粉症や風邪、インフルエンザの流行に加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大により処方箋の応需枚数が増加した。このほか、回復するインバウンド需要の取り込みに向けて都市部への追加出店を開始したことも寄与した。
24年2月期通期業績予想は、売上高7245億円(前期比8.5%増)、営業利益330億円(同4.2%増)、純利益200億円(同5.2%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース