東京衡機はカイ気配、第2四半期営業益2.3倍で上振れて着地
東京衡機<7719>がカイ気配を切り上げている。同社は13日取引終了後、24年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.3倍の9500万円となり、従来予想の4000万円から上振れ着地したことが好感されているようだ。
売上高は同20.0%増の17億1600万円(従来予想は15億円)となった。国内企業の設備投資意欲に持ち直しの動きがみられているほか、海外渡航制限の緩和で中国や韓国など海外企業からの製品受注も回復してきたことを背景に、主力の試験機事業が期初の予想を上回って推移。また、エンジニアリング事業も公共工事や都市開発関連で使用する製品などが堅調だった。なお、通期業績予想については売上高33億円(前期比8.0%増)、営業利益1億1000万円(同68.9%増)とする従来見通しを据え置いている。
株探ニュース