オーバル---2Qは2ケタ増収増益、主力のセンサ部門が2ケタ増収
オーバル<7727>は10日、2024年3月期第2四半期(23年4月‐9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.6%増の69.76億円、営業利益が同68.2%増の7.98億円、経常利益が同49.7%増の8.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同86.8%増の5.50億円となった。
センサ部門の売上高は前年同期比22.7%増の50.43億円となった。半導体関連業界向けと化学関連業界向けが好調だったこと、海外も中国、韓国の子会社が好調だった。受注高は同36.5%増の62.84億円となった。
システム部門の売上高は前年同期比27.0%減の6.08億円となった。国内・海外ともに前連結会計年度の受注低迷などがあった。受注高は同48.1%増の11.28億円となった。
サービス部門の売上高は前年同期比10.9%増の13.24億円となった。保全計画サポートサービスなど地道できめ細かいメンテナンス活動を継続している。受注高は同13.1%増の13.61億円となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.9%増の137.00億円、営業利益が同1.3%増の11.20億円、経常利益が同1.5%減の12.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.8%増の8.10億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
株探ニュース