ニコン大幅安、今期営業利益38%減に引き下げ
ニコン<7731>が大幅安。9日取引終了後に発表した24年3月期業績予想の修正では、売上高を6700億円から6900億円(前期比9.9%増)へ引き上げた一方、営業利益を430億円から340億円(同38.1%減)へ引き下げた。大幅減益の見通しとなったことが嫌気され、売られている。
映像事業やヘルスケア事業では好調な販売が見込まれるものの、調達部品単価の上昇や販売促進のための費用が増加する見通し。また、精機事業やコンポーネント事業では顧客都合による一部製品の来期繰越や半導体デバイスメーカーの低調な稼働、デジタルマニュファクチャリング事業では顧客の投資計画の後倒しによる影響がそれぞれあるという。
株探ニュース