トプコンが20%超の急落、20年3月期業績の下方修正を嫌気
トプコン<7732>が急落。株価は、前週末に比べ20%超の下落となっている。先週末31日に20年3月期の連結業績予想を下方修正したことが嫌気された。売上高は1500億円から1470億円(前期比1.1%減)に見直したほか、営業利益は125億円から100億円(同26.5%減)、純利益は60億円から43億円(同34.3%減)に減額した。スマートインフラ事業で、東南アジアや中国、インドを中心に販売が減少、ポジショニング・カンパニーではICT自動化施工向けのOEM販売が減少している。アイケア事業も減益傾向にある。特に、東南アジアや中国、インドの経済および欧米の農機市場が引き続き楽観視できないことを減額修正の要因に挙げている。市場ではこの減益を「ネガティブ」とみており、売りが膨らんでいる。
株探ニュース