トプコンがマドを開け20%超の急伸、4~9月期営業赤字もコンセンサス上回る改善色
トプコン<7732>がマドを開けて買われ一時20%を超える上昇で異彩を放った。同社が前週末10月30日取引終了後に発表した20年4~9月期決算発表は営業損益が7億6800万円の赤字だった。ただ、今期業績が苦戦している状況は株価に織り込みが進んでおり、今回の上期決算については事前の市場コンセンサスを上回った。4~6月期時点では23億2200万円の赤字であり、損失幅が大幅に縮小したことを評価して株価は6日ぶりに満を持して急反発に転じる形となっている。信用買い残もここ3カ月間で整理が進んでいた。直近信用倍率は1.5倍で株式需給面からも上値に重さがない。
株探ニュース