シードが急反発、量産効果と価格改定効果で24年3月期最終利益は計画上振れで着地へ
シード<7743>が急反発。7日の取引終了後、24年3月期の連結業績に関し、最終利益がこれまでの予想の15億円から19億4000万円に上振れして着地したようだと発表しており、材料視されたようだ。前の期は3億1600万円の最終赤字だった。主力商品のコンタクトレンズ「シード 1dayPure シリーズ」を中心に売上高が堅調に推移するなか、生産数量の増加に伴い、量産効果が発現し原価率が低下した。価格改定の効果も寄与し、関係会社株式の評価損の発生を補った。一方、24年3月期の売上高は計画を7億円下回る323億円(前の期比5.6%増)で着地する格好となったという。
株探ニュース