J・TECが急反騰、自家培養口腔粘膜上皮が厚労省の部会で了承
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が急反騰している。24日の取引終了後、自家培養口腔粘膜上皮「COMET01」が、24日に開催された厚生労働省薬事・食品衛生審議会再生医療等製品・生物由来技術部会で製造販売が了承されたと発表しており、これが好感されている。
「COMET01」は、患者自身の口腔粘膜組織を採取し、分離した細胞を培養して作製するヒト(自己)口腔粘膜由来上皮細胞シート。患者の眼表面に移植することにより、口腔粘膜上皮細胞が生着・上皮化し、欠損した角膜上皮を修復することを目的としており、角膜上皮幹細胞疲弊症によって両眼の角膜が広範囲に障害を受け、視力が著しく低下した患者に対する新たな治療法として期待されているという。なお、「COMET01」は20年に角膜上皮幹細胞疲弊症の治療を目的とした希少疾病用再生医療等製品に指定されている。
株探ニュース