3DMはカイ気配、子会社貸付金巡る為替差益で5~7月期は経常黒字に転換
スリー・ディー・マトリックス<7777>はカイ気配。13日の取引終了後、24年4月期第1四半期(5~7月)の連結決算を発表。経常損益は1億800万円の黒字(前年同期は5億1100万円の赤字)となった。通期計画は18億7500万円の赤字としているが、直近3カ月間で経常黒字を確保したことを手掛かり視した買いが入った。
事業収益は同95.3%増の8億2700万円だった。米国で消化器内視鏡領域の販売が高い成長を維持したほか、欧州でも主要製品である同領域の止血材の販売が好調だった。また、子会社貸付金を巡る為替差益として約7億6500万円を営業外収益として計上した。
株探ニュース