EDPはS安ウリ気配、今期業績予想の下方修正で失望感
イーディーピー<7794>はストップ安の水準となる前週末比5000円安の2万4170円でウリ気配となっている。10日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の単体決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しは9億9700万円から8億4000万円(前期比2.2倍)に引き下げた。高成長を期待した投資家からの失望売りを促したようだ。
売上高の見通しは30億9800万円から27億600万円(同73.3%増)に見直した。主力商品のLGD(人工ダイヤモンドの総称)の供給量に過剰感がみられ、小型宝石の業者間取引価格の値下がり傾向が顕著となった。小型宝石生産用の種結晶の受注が減少し、種結晶の売上高の減少が避けられない見込みとなったという。
なお、同社は3月31日を基準日として4月1日付で1対5の株式分割を実施するとも発表した。
株探ニュース