ブシロードが急反発、TCGやライブエンタメ好調で25年6月期業績予想を上方修正
ブシロード<7803>が急反発し昨年来高値を更新。前週末14日の取引終了後、25年6月期の連結業績予想について、売上高を490億円から510億円(前期比10.2%増)へ、営業利益を20億円から30億円(同3.4倍)へ、純利益を10億円から15億円(同86.4%増)へ上方修正したことが好感されている。
TCG(トレーディングカードゲーム)ユニットで、新タイトル「hololive OFFICIAL CARD GAME」と「五等分の花嫁 カードゲーム」がともに順調なスタートを切ったほか、「ヴァイスシュヴァルツ」や「カードファイト!! ヴァンガード」をはじめとする既存タイトルも安定した成長を維持していることが牽引。また、MD(マーチャンダイジング)ユニットで、特に海外へのグッズ出荷が好調に推移してきたことや、オリジナルフィギュアブランド「PalVerse」が成長していること、更にライブエンタメユニットで、「BanG Dream!(バンドリ!)」関連のライブイベントの動員数やパッケージ販売が想定を上回っていることなどが寄与する。
なお、同時に発表した第2四半期累計(24年7~12月)決算は、売上高257億3100万円(前年同期比16.2%増)、営業利益17億2600万円(同4.3倍)、純利益12億4200万円(同95.5倍)だった。
株探ニュース