幸和製がS高カイ気配、歩行関連商品堅調で24年2月期業績予想を上方修正
幸和製作所<7807>がストップ高の1124円水準でカイ気配となっている。11日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を63億4700万円から66億9100万円(前期比6.7%増)へ、営業利益を7億600万円から12億円(同85.0%増)へ、純利益を4億5500万円から9億100万円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。
足もとで主力の歩行関連商品の出荷が堅調に推移していることに加えて、生産コスト増加に対応した販売価格の見直しなど、収益改善のためのさまざまな施策の実施や徹底的なコスト削減を推進したことなどが要因としている。なお、第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高32億8500万円(前年同期比3.7%増)、営業利益5億6600万円(同92.7%増)、純利益3億7200万円(同98.5%増)だった。
同時に子会社幸和ライフゼーションのレンタル事業の一部をヤマシタ(静岡県島田市)へ譲渡すると発表した。譲渡価額は1億円で、業績予想の修正に織り込み済みとしている。
株探ニュース