トランザクが堅調、今期最高益・増配予想と中期計画の上方修正を評価
トランザクション<7818>が底堅い。12日の取引終了後、23年8月期の連結決算発表にあわせ、24年8月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比5.9%増の35億100万円を計画。前期に続き過去最高益の更新を見込むほか、年間配当予想は同2円増配の37円を予定する。中期経営計画の業績目標の上方修正も公表しており、今後の事業拡大を期待した投資家の押し目買いが入ったようだ。
今期の売上高は同9.6%増の251億6000万円となる見通し。消費動向を的確にとらえてエコプロダクツの新製品開発などに取り組み、収益拡大を図る。また、25年8月期を最終年度とする中期経営計画を見直し、売上高の目標を270億円から279億円に、営業利益の目標を47億円から58億5000万円に引き上げた。更に、25年8月期に年間配当を41円に引き上げる方針も示した。
株探ニュース