アートネイチャー<7823>は12日、東京証券取引所（東証）のスタンダード市場への選択申請をしたことと、スタンダード市場への選択理由及び上場維持基準への適合状況を発表。

同社は、3月14日に、「プライム市場の上場維持基準の適合に向けた計画書（改善計画書）」を提出し、取り組みを進めている。2025年12月末までを計画期間として、企業価値の向上、流通株式数の向上、追加的な株主還元策の検討、市場との対話の強化に取り組んでいる。2023年3月期の業績は好調に推移したが、プライム市場の上場維持基準である「１日平均売買代金」のみがプライム市場の上場維持基準を充足していない。

同社は、3月末時点にスタンダード市場の全ての上場維持基準に適合しており、4月1日施行の東証の規則改定に伴いスタンダード市場への上場の再選択の機会を得たことから、長期的な目線で持続的な成長や企業価値の向上に取り組むことが重要と判断し、スタンダード市場へ選択申請を行う。10月20日に、スタンダード市場へ移行する予定である。

同社は、スタンダード市場上場会社となった以降も、企業価値向上にむけた事業を推進し、株式の流動性向上に継続して取り組んでいく。

《SO》

提供：フィスコ

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