アートネイチャー<7823>は30日、2024年3月期第3四半期（23年4月-12月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.3%減の319.13億円、営業利益が同20.6%減の26.52億円、経常利益が同17.2%減の27.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.7%減の20.02億円となった。

本年度を初年度とする中期経営計画「アートネイチャーAdvanceプラン」を策定し、同社グループの強みを活かしてさまざまな課題に挑戦し、業績や毛髪業界シェアを伸長させるとともに、新領域の事業を獲得し拡充することで、「次代を切り拓くアートネイチャー」に飛躍させるべく、事業活動を実施してきた。

男性向け売上高は前年同期比1.7%減の172.22億円となった。顧客定着策の推進等を実施し、リピート売上は前年同期比ほぼ同水準で推移したものの、新規売上が下回った。

女性向け売上高は同2.7%減の96.06億円となった。来店顧客数の増加等によりリピート売上は前年同四半期比増加したものの、新規売上が下回った。

女性向け既製品売上高は同10.5%増の40.12億円となった。入居する商業施設の来店客数増加による販売数の増加等により、増収となった。

2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比1.2%減（前回予想比4.6%減）の426.97億円、営業利益が同38.5%減（同41.3%減）の21.98億円、経常利益が同34.9%減（同39.8%減）の22.99億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.2%減（同45.9%減）の11.58億円としている。

また、期末配当金について、直近の配当予想より1株当たり5.00円減配の14.00円とすることを発表した。

《SI》

提供：フィスコ

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