ウイルコHDの24年10月期業績は計画下振れ赤字に転落
ウイルコホールディングス<7831>がこの日の取引終了後、集計中の24年10月期の連結業績について、売上高が従来予想の90億円から86億円(前の期比2.5%減)へ、営業損益が1億円の黒字から2億1400万円の赤字(前の期1400万円の黒字)へ、最終損益が1億円の黒字から3億5300万円の赤字(同200万円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表した。
原材料費増分の販売価格への転嫁や、独自商品の紹介サイト「賢者の販促」による周知活動などが奏功し売上高は前年水準を維持した。ただ、大口得意先獲得のため新設備の稼働に先行して行った外注費の一時的な増加や、雇用調整助成金に係る第三者委員会の調査費用、再発防止委員会の組成などの費用並びに監査法人による追加監査費用などのコスト増加を補うことができず赤字転落を余儀なくされた。
株探ニュース