総合商研がカイ気配で一気に上放れ、23年7月期の業績上方修正で営業65%増益に
総合商研<7850>は寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、気配値のまま一気に株価水準を切り上げている。配当権利落ちとなった7月28日にマドを開けて急落した後800円台前半でもみ合いを続けてきたが、目先は満を持して急速に上放れる動きとなった。折り込みチラシ広告の企画・印刷を主力に手掛けるが、脱コロナに伴う経済正常化を背景にチラシや店頭の販促関連資材の需要が高水準で、足もと会社側の想定を上回る業績推移となっている。5日取引終了後に23年7月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの1億5000万円から2億円(前の期比65%増)に増額しており、これを手掛かり材料に投資資金が集中した。
株探ニュース