ピープル、前期経常を64%上方修正、配当を48円に修正
7865ピープル【連結】
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ピープル <7865> [東証S] が2月22日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。24年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の2.7億円→4.4億円(前の期は5.1億円)に64.5%上方修正し、減益率が46.8%減→12.5%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の経常利益も従来予想の1.7億円→3.5億円(前年同期は1.1億円)に2.0倍増額し、増益率が53.0%増→3.1倍に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の21~25円→48円(前の期は58円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
12月時点での予測から、大きく2つの要因で修正が必要となりました。 1.予想よりも国内販売が好調で、例年...
会社側からの【修正の理由】
12月時点での予測から、大きく2つの要因で修正が必要となりました。 1.予想よりも国内販売が好調で、例年になく年明けにリピートオーダーがあったため。 2.新事業開発のため多めに見ていた経費の発生が後ろ倒しになったため。以下、詳細をご説明いたします。 当期は純玩具市場全体の低迷が続く中、当社の国内玩具売上も年末年始商戦においても大きな回復は見込めず非常に厳しい予想をしておりました。各社年末商戦は不振という様子であったものの、当社では年末商戦において「ピタゴラス ボールコースター」(乳児・知育玩具)、「ねじハピシリーズ」(メイキングトイ)が予想以上に売上を伸ばしたことで、年明けに流通や量販店から店頭や在庫補充を急ぐ出荷依頼が相次ぎました。それにより、売上高は国内・海外総合で当初予想を1億18百万円(予想比2.2%増)程上回る見通しとなりました。 売上総利益面でも売上増に伴う増加と共に、当期の事業構造改革の一環から原価圧迫していたアイテムの撤退や、国内販売の既存シリーズの値上げも期末段階で改善効果が出始め、前期より6ポイント近い売上総利益率改善となりました。 また新事業開発として新企画複数プロジェクトの研究開発予算を最大値で見込んでおりましたが、期末日を挟む費用発生時期のずれや、既存事業の経費効率化等の改善効果が早々に見え始めたこと等で、経費全体で通期発生予想を下回る見通しとなりました。 その結果、営業利益、経常利益、当期純利益、いずれも予想を上回る見通しとなりました。 なお、2024年1月期決算短信につきましては、3月1日に公表予定です。
当期(2024年1月期)は上記業績予想の修正に伴い、前回予想より利益が増加する見込みとなりました。配当につきましては、翌期の研究開発に向けた資金として当期純利益の内1億円を内部留保させていただき、差引後の当期純利益を配当として還元させていただきます。従いまして、2024年1月期期末配当を前回予想の1株当たり21.00円~25.00円から、1株当たり48.00円とする予定でおります。 最終決定は、2024年3月11日開催予定の決算取締役会にて審議の上決議し、公表させていただきます。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.08-01 | 2,841 | 167 | 176 | 120 | 27.4 | 21 | 2023-12-15 |
単独 |
| 新 23.08-01 | 2,959 | 341 | 352 | 246 | 56.2 | 48 | 2024-02-22 |
単独 |
| 修正率 | +4.2 | 2.0倍 | 2.0倍 | 2.1倍 | 2.0倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2024.01 | 5,235 | 257 | 273 | 187 | 42.8 | 21 | 2023-12-15 |
単独 |
| 新 2024.01 | 5,353 | 431 | 449 | 313 | 71.5 | 48 | 2024-02-22 |
単独 |
| 修正率 | +2.3 | +67.7 | +64.5 | +67.4 | +67.3 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.08-01 | 3,324 | 112 | 115 | 80 | 18.3 | 58 | 2023-03-03 |
単独 |
| 予 23.08-01 | 2,959 | 341 | 352 | 246 | 56.2 | 48 | 2024-02-22 |
単独 |
| 前年同期比 | -11.0 | 3.0倍 | 3.1倍 | 3.1倍 | 3.1倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.01 | 5,481 | 510 | 496 | 343 | 78.5 | 78 | 2022-03-04 |
単独 |
| 2023.01 | 7,444 | 518 | 513 | 356 | 81.3 | 58 | 2023-03-03 |
単独 |
| 予 2024.01 | 5,353 | 431 | 449 | 313 | 71.5 | 48 | 2024-02-22 |
単独 |
| 前期比 | -28.1 | -16.8 | -12.5 | -12.1 | -12.0 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。