タカラトミーが地合い悪のなかカイ気配スタート、24年3月期業績と配当の増額を好感
タカラトミー<7867>が地合い悪のなかカイ気配スタートで異彩を放っている。玩具メーカー大手で、カプセル玩具やトレーディングカードなど玩具周辺ビジネスも手掛け、海外売上高比率が約4割とグローバル展開も特徴。足もとの業績は絶好調に推移しており、1日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の170億円から185億円(前の期比41%増)に増額した。今期は5期ぶりの過去最高益更新見通しにあったが、更に上乗せされた格好となる。また、好業績を背景に株主還元も強化し、24年3月期年間配当は従来計画の43円から7円増額し50円とすることも併せて発表、これらを評価材料に投資資金が集中した。
株探ニュース