決算発表予定日 2024/05/14
7875東証S信用
業種 その他製品

竹田iPホールディングス 株価材料ニュース

842
+4
+0.48%
業績
(14:53)
PTS

846.9

(12:47)
株価は20分ディレイ

<動意株・10日>(大引け)=テクニスコ、日産化、三機サービスなど

材料
2024年1月10日 15時03分

テクニスコ<2962>=ストップ高。電子デバイスから発生する熱を吸収して放熱するヒートシンクの大手メーカー。車載センサー用のほか半導体向けで高い実績を有し、高出力半導体レーザー向けやパワー半導体向けなどで需要開拓が進んでいる。ここ半導体関連中小型株の出遅れ銘柄に物色の矛先が向いており、同社株にもマーケットの視線が向いている。24年6月期は大幅減益見通しにあり、これが株価の上値を押さえていたが、半導体需要の本格回復の道筋が見えてきたことで、関連株全般は来期の業績回復を買う動きが足もとで強まっており、同社株もその流れに乗る形となった。25年6月期はトップラインの大幅な伸びを背景に、利益も回復色を鮮明とする見通し。

日産化学<4021>=上値指向強め4日続伸。日本経済新聞電子版が9日夜、「日産化学は次世代太陽電池『ペロブスカイト』型太陽電池の材料で、2030年の事業化を目指す」と報じ、材料視されたようだ。報道によると、日産化はプラスの電荷だけを通すことができる正孔輸送層に使う材料を開発。さまざまな溶媒に溶けやすい材料で、均一な薄い膜を製造するのが容易になるほか、従来品に比べ熱に強く耐久性も高いという。

三機サービス<6044>=急伸。9日の取引終了後、24年5月期第2四半期累計(6~11月)の連結業績に関し、売上高が計画の81億7600万円から96億600万円(前年同期比52.7%増)に、経常利益が1億7900万円から4億4200万円(同5.5倍)に上振れして着地したようだと発表し、好感されたようだ。受託エリアや管理店舗が拡大し、工事進行基準の適用案件が想定以上に進捗。多能工化の推進など生産性の向上に向けた取り組みも奏功した。一方、電気設備資材の調達難の影響などを想定し、通期の業績予想は据え置いた。

竹田iPホールディングス<7875>=物色の矛先向かいストップ高。カタログなどの商業印刷を手掛けるが、高度な印刷技術を応用した“裏芸”である半導体関連マスクの製造が収益の牽引役を担っている。半導体需要が4~6月期に本格回復するとの観測が強まるなか、同関連株への物色人気が加速している。同社もその流れに乗っているが、PBRが0.5倍未満とディープバリュー株としての側面も持つだけに水準訂正に向けた期待が一気に高まっている。24年3月期は営業減益見通しながら、来期は好採算の半導体関連マスク事業の貢献で大幅増益転換が期待できる状況となっている。

フュートレック<2468>=急速人気にストップ高。同社は9日、「音のAI検査 SDK for Linux」を開発し、菱洋エレクトロ<8068>に提供したと発表。これが材料視されているようだ。「音のAI検査」は、同社独自の音響処理と人工知能(AI)技術によって、機械製品や生産設備の稼働音や振動を分析し、正常状態との違いを数値によって見える化する技術。昨年8月には「音のAI検査 SDK for Windows」を製品化し、複数の企業に提供している。なお、9日取引終了後には24年3月期第3四半期(23年10~12月)の連結決算に投資有価証券評価損2400万円を計上すると発表しているが、昨年12月22日に公表した通期連結業績予想の修正に織り込み済みとあって株価への影響はみられない。

平田機工<6258>=底値圏から上放れ。自動車や半導体業界向けに産業ロボットや生産・物流システムなど生産設備を提供する。同社は9日取引終了後、電気自動車(EV)向けバッテリー「充放電関連設備」の大型案件を受注したことを発表した。受注金額は40億円超としており、受注先については非開示。受注した設備は工事の進捗に応じ順次売上高に計上する。したがって売り上げの一部は今期業績に反映するが、その他は来期以降の業績に寄与する見込みとしている。これが好材料視される形で投資資金を呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる