KIMOTOが上値指向鮮明、次世代フィルムで需要捉え今期営業3.7倍増益で低PBRも際立つ
KIMOTO<7908>は地合い悪のなか上値指向鮮明、4連騰で寄り後早々4%超の上昇で250円台まで上値を伸ばしている。タッチパネル用特殊フィルムの最大手で商品競争力が高い。スマートフォンなどモバイルデバイス向けや、車載用フィルムで独自技術による機能性の高い次世代フィルムで需要を捉えている。このほか、デジタルツイン(3Dデータ事業)でも展開力を増している。25年3月期営業利益は期初見通しを第1四半期時点で大幅に上乗せし8億円(前期比3.7倍)予想と変化率が際立つ。年6円配当を続けるなかPBRが0.6倍台と超割安圏にあるほか、出来高流動性に富んでいることも投資マネーの食指を動かしている。
株探ニュース