TOPPANが急反発、大規模な自社株買い実施をサプライズ視
TOPPANホールディングス<7911>が急反発した。13日の取引終了後、取得総数3900万株(自己株式を除く発行済み株式総数の12.31%)、取得総額1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表。資本効率の向上に向けた取り組みへの評価とともに株式の需給面での好影響に対する期待も高め、買いを集めた。
取得期間は14日から2025年5月13日。また、24年5月24日に1000万株の自己株式消却も実施する。あわせて25年3月期の業績予想も開示した。今期の売上高は前期比2.5%増の1兆7200億円、経常利益は同6.9%増の885億円を見込む。年間配当予想は前期と横ばいの48円とした。24年3月期の連結決算は、売上高が前の期比2.4%増の1兆6782億4900万円、経常利益が同2.0%増の828億1200万円となり、経常利益は減益予想から一転、増益で着地した。
株探ニュース