会社側からの【修正の理由】

売上高については、アフターコロナの旺盛な旅客需要により乗車券などの交通系製品が伸長したほか、パッケージ関連も堅調に推移しましたが、出版印刷や店頭販促物など一部当初の需要予測を下回った製品もあり、当初予想から微減となる見込みです。利益面では、情報コミュニケーション部門の売上減によるマイナス影響が出たものの、上記交通系製品による増収効果のほか、電力使用量削減の成果を含むエネルギーコストの想定下回りと継続的な価格転嫁活動が収益性改善に寄与しました。これにより、営業利益および経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益については、当初予想、前期実績とも上回る見込みです。なお、通期連結業績予想につきましては、出版印刷の需要低迷が依然として予測されることや、地政学的リスクを受けた本邦景況感への影響、エネルギ―コストの先行きなど不確定な要素を考慮し、現時点での変更はせず、据え置きといたしました。修正が必要と判断した場合は、速やかに公表いたします。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は今後のさまざまな要因により、これらの予想数値とは異なる可能性がございます。