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TAKARA & COMPANY 株価材料ニュース

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<動意株・29日>(大引け)=ファイズHD、宝&CO、アンジェスなど

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2021年12月29日 15時08分

ファイズホールディングス<9325>=急伸。株価は大底圏にあり前日に年初来安値508円をつけたばかりだが、中低位株物色人気の流れに乗り、水準訂正狙いの買いが一気に勢いを増した。同社は27日、来年4月に予定される東証の新規上場区分の見直しに際し、プライム市場を選択する申請書を提出したことを発表している。現在は、適合条件である流通株式時価総額100億円、流通株式比率35%、1日平均売買代金2000万円の基準に対し流通株式時価総額についての基準を充たしていないが、2027年3月期までに基準への適合を図っていくとしている。中期経営計画として、既存事業の成長及び新サービスの提供、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進などを挙げている。業績の数値目標は27年3月期に連結営業利益24億円(21年3月期実績5億9500万円)を掲げており、同社の中期成長シナリオに期待した買いが流入し始めている。

TAKARA & COMPANY<7921>=大幅高で3日続伸。28日の取引終了後、22年5月期上期(6~11月)の決算を発表し、営業利益が前年同期比43.5%増の22億4700万円で着地したことが好感されているようだ。売上高については会計基準の変更に伴う影響があったものの、同3.0%増の131億8400万円と増収を確保した。開示書類作成支援システムや株主総会関連商材の売り上げ増加があった主力のディスクロージャー関連事業が利益押し上げに大きく貢献した。また、国際会議向けの通訳事業がオンラインの形で回復してきているほか、市場再編に伴うディスクロージャー・IR関連の翻訳事業も順調に売り上げを伸ばした。

アンジェス<4563>=急動意。28日朝にHGF遺伝子治療用製品コラテジェンの国内における慢性動脈閉塞症の安静時疼痛を有する患者を対象にした第3相臨床試験で目標症例の投与を完了したと発表、これを手掛かりに投資資金が流入した。同社株は20年6月下旬に2492円の高値をつけてから一貫した下落トレンドで、前日には325円と18年12月以来約3年ぶりとなる安値をつけていた。信用買い残は依然として高水準ながら、12月に入り1000万株を下回るなど整理が進捗する方向にあり、時価は大底圏とみたリバウンド狙いの買いを呼び込んでいる。

三井松島ホールディングス<1518>=上昇トレンド鮮明。一時100円を超える上昇で1892円まで駆け上がる場面があり、10月18日につけた高値1785円を上抜き約2カ月半ぶりに年初来高値を更新した。石炭の輸入販売を行うほか、豪州に権益を持つ炭鉱を保有していることで石炭市況回復に伴う収益メリットが期待できる。同社株はPER6倍前後でPBRが0.7倍台と割安感があるほか、市場では「株式需給面で外資系経由の空売りが積み上がっており、踏み上げ(強制的買い戻し)による株高効果も発現しているようだ」(国内証券マーケットアナリスト)と指摘されている。

ユニバンス<7254>=上げ足鮮烈。PERは依然として8倍近辺で割安感がある。前日は朝方に大きく下値を試す動きとなったものの、その後は次第高となりプラス圏に浮上して引けた。きょうは買いの勢いが一段と増している。日産自動車<7201>を主要販売先とする自動車部品会社で、ミッションやアクスルなどを主力に足もとの業績は絶好調。22年3月期は営業損益が30億円(前期実績は6億6100万円の赤字)と大幅黒字転換を予想しており、14年ぶりの過去最高利益更新を見込んでいる。モーターやインバーター、車軸などをコンパクトに統合した電気自動車(EV)向け駆動装置「eアクスル」の販売拡大に期待が大きい。

J.フロント リテイリング<3086>=大幅高。28日の取引終了後、22年2月期第3四半期累計(3~11月)の決算を発表。最終損益が36億6900万円の黒字(前年同期156億3200万円の赤字)と急改善し、通期計画の10億円を大幅に超過したことが好感されているようだ。売上収益は2374億7900万円(前年同期比2.9%増)、営業損益は44億700万円の黒字(前年同期184億8300万円の赤字)で着地した。緊急事態宣言の解除に伴う人流回復により売り上げが改善基調にあるほか、コスト抑制も奏功した。また、翌年度の連結納税制度適用を見据え、第3四半期の会計処理において税金費用が約21億円減少したことも寄与した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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