トーインがS高カイ気配、化粧品・半導体向け受注回復で今期業績・配当予想を上方修正
トーイン<7923>がストップ高の水準となる前営業日比100円高の724円でカイ気配となっている。1月31日の取引終了後、24年3月期の連結業績と配当予想を上方修正しており、好感されたようだ。今期の売上高予想は131億円から134億円(前期比5.5%増)、最終利益予想は2億5000万円から5億2000万円(前期は4900万円)に引き上げた。年間配当予想は従来の見通しから2円50銭増額して17円50銭(前期比2円50銭増配)とした。包装資材事業における化粧品分野や、精密塗工事業での半導体分野の受注が回復。持ち分法投資利益の増加や、投資有価証券売却に伴う特別利益の計上も寄与する。同時に発表した第3四半期累計(4~12月)の売上高は前年同期比6.4%増の101億8200万円、最終利益は同4.1倍の3億3300万円だった。
株探ニュース