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ウェーブロックHD Research Memo(6):2024年3月期第2四半期累計業績は、増収営業増益に

特集
2023年12月14日 15時36分

■業績動向

1. 2024年3月期第2四半期累計業績の概要

ウェーブロックホールディングス<7940>の2024年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高で前年同期比3.0%増の11,774百万円、営業利益で同6.2%増の476百万円、経常利益で同2.6%減の638百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同81.3%減の427百万円となり、2023年7月に修正発表した会社計画を売上高、各利益ともに達成した。また、本来の収益力を示すEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は同14.3%増の859百万円となった。

売上高は、マテリアルソリューション事業で原材料価格上昇分の売価転嫁が進んだことや、アドバンストテクノロジー事業における金属調加飾フィルムの拡大並びに液晶テレビモニター向け導光板の仕入販売増が増収要因となった。一方、営業利益は、原材料価格上昇分の売価転嫁や不採算品目の価格改定実施、エネルギーコスト等の製造経費の抑制により、マテリアルソリューション事業の収益性が大きく改善したことが増益要因となった。

営業外収支は前年同期比で44百万円悪化した。資本業務提携を締結したRP東プラが2023年6月に持分法適用関連会社となったことで持分法による投資利益が24百万円増加した一方で、為替差益が25百万円減少したほか保険解約返戻金が減少した。また、前年同期に計上したクレアネイトの株式売却益2,528百万円が無くなったことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は2ケタ減益となった。

会社計画比では売上増に伴う売上総利益の増加に加えて、原材料価格やエネルギーコストが想定より低く抑えられたことなどにより営業利益で176百万円上回り、また為替の円安進行により営業外で為替差益112百万円を計上したことにより経常利益で288百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で247百万円それぞれ上回って着地した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SI》

提供:フィスコ

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