興研、前期経常を32%上方修正、配当も10円増額
7963興研【連結】
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興研 <7963> [東証S] が1月31日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の7.4億円→9.7億円(前の期は11.6億円)に32.3%上方修正し、減益率が36.2%減→15.6%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.8億円→4.2億円(前年同期は6.5億円)に2.3倍増額し、減益率が71.7%減→35.1%減に縮小する計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→35円(前の期は45円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年12月期は、産業用マスクの堅調な動きに加えコロナ再発により感染対策用マスクの予想を超える受注があ...
会社側からの【修正の理由】
2023年12月期は、産業用マスクの堅調な動きに加えコロナ再発により感染対策用マスクの予想を超える受注があり、マスク関連事業は期初計画を上回る見込みとなりました。一方、環境関連事業においては、半導体分野の生産調整等の影響を受け、オープンクリーンシステム「KOACH」の大型機種の受注・納品の先送りが続いたことにより販売計画が未達となる見込みです。それらの結果、売上全体としては、予想値まで至らない見通しとなりました。 利益については、原材料価格高騰の影響が当期においても続くという見込みで算出・公表しておりましたが、グループ全体で取り組んだ経費節減や製造技術の改善による原価率の低減などのコスト削減策が計画以上の成果を上げたことから予想値を上回る見通しとなりました。
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題の一つとして認識し、安定的配当の維持及び向上を図ることを基本方針としております。 2023年12月期の期末の配当予想につきましては、これまで1株当たり普通配当25円としておりましたが、当期の業績及び財務状況等を勘案し、これを10円増配し35円に修正いたします。 なお、本件につきましては、2024年3月開催予定の第61期定時株主総会に付議する予定であります。(注)上記の業績及び配当の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、今後の様々な要因により、予想値とは異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.07-12 | 5,461 | 215 | 185 | 122 | 24.7 | 25 | 2023-08-07 |
連結 |
| 新 23.07-12 | 5,348 | 442 | 424 | 303 | 61.3 | 35 | 2024-01-31 |
連結 |
| 修正率 | -2.1 | 2.1倍 | 2.3倍 | 2.5倍 | 2.5倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.12 | 10,700 | 780 | 740 | 520 | 105.2 | 25 | 2023-02-10 |
連結 |
| 新 2023.12 | 10,587 | 1,007 | 979 | 701 | 141.9 | 35 | 2024-01-31 |
連結 |
| 修正率 | -1.1 | +29.1 | +32.3 | +34.8 | +34.8 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.07-12 | 5,667 | 672 | 653 | 478 | 96.3 | 45 | 2023-02-10 |
連結 |
| 予 23.07-12 | 5,348 | 442 | 424 | 303 | 61.3 | 35 | 2024-01-31 |
連結 |
| 前年同期比 | -5.6 | -34.2 | -35.1 | -36.6 | -36.3 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.12 | 10,203 | 945 | 922 | 862 | 172.3 | 35 | 2022-02-10 |
連結 |
| 2022.12 | 10,604 | 1,184 | 1,160 | 833 | 167.9 | 45 | 2023-02-10 |
連結 |
| 予 2023.12 | 10,587 | 1,007 | 979 | 701 | 141.9 | 35 | 2024-01-31 |
連結 |
| 前期比 | -0.2 | -14.9 | -15.6 | -15.8 | -15.5 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。