菱鉛筆が急反発、6月中間期最終益の高進捗率と海外事業の成長を評価
三菱鉛筆<7976>が急反発した。27日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算は、最終利益が前年同期比13.5%増の44億3600万円となった。通期計画に対する進捗率は約62%に上ったほか、直近3カ月の4~6月期でも大幅な最終増益となっており、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。
第2四半期累計の売上高は同7.0%増の362億4000万円だった。海外ではサインペンによる市場開拓が奏功。欧州を中心に海外売上高が増加した。国内市場での個人消費の緩やかな回復も収益を下支えした。
株探ニュース