くろ工が4日ぶり急反落、津工場の再整備費用増加で今期最終益予想を下方修正
くろがね工作所<7997>が4日ぶりに急反落した。18日の取引終了後、23年11月期第2四半期(22年12月~23年5月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終損益の黒字額の見通しは12億1500万円から11億2000万円(前期は5億6600万円の最終赤字)に下方修正しており、嫌気されたようだ。
売上高は77億7000万円から74億4000万円(前期比7.5%増)に見通しを引き下げた。首都圏における受注、引き合い案件の納入時期が来期にずれ込む見込みとなった。第2四半期までの業績状況を踏まえ、営業利益と経常利益についてはこれまでの予想を据え置いたものの、京都工場の移転に関連する津工場の再整備費用が増加する影響を業績予想に織り込んだ。
株探ニュース