くろ工が急反落、24年11月期営業利益予想を下方修正
くろがね工作所<7997>が急反落している。15日の取引終了後、24年11月期の連結業績予想について、売上高を76億6000万円から73億5000万円(前期比2.4%増)へ、営業利益を3500万円から500万円(前期1億3900万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
第4四半期の売上高が計画を下回ることに加えて、前年の京都工場の津工場への移転に伴う従業員の退職などにより生産工程の混乱や退職手当の発生などが利益を押し下げた。最終利益は、保有有価証券の一部を売却したことに伴う売却益を計上することで、6000万円から1億6500万円(同86.4%減)へ上方修正した。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年12月~24年8月)決算は、売上高54億6300万円(前年同期比1.1%減)、営業損益2400万円の赤字(前年同期1300万円の黒字)だった。
株探ニュース