三陽商は続落、第3四半期は営業赤字縮小も織り込み済み
三陽商会<8011>は続落。同社はきょう午前11時に、22年2月期第3四半期累計(3~11月)連結営業損益は11億8600万円の赤字(前年同期は67億8500万円の赤字)と発表した。通期計画の1億円の黒字(前期は89億1300万円の赤字)は据え置かれた。前年同期から赤字幅は縮小したものの、織り込み済みとの見方から、決算に対する株価の反応は限定的となっている。
9月までは主販路である百貨店を中心に外出自粛による集客減や店舗休業の影響を受けたとしたが、10月以降は緊急事態宣言解除に伴って集客が徐々に回復した。また、気温の低下により、実店舗を中心に秋冬商材の稼働が本格化してきたとしている。
株探ニュース