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アライドアーキ Research Memo(3):拡大するSNSマーケティング市場に対して独自の価値を提供(2)

特集
2018年10月22日 15時13分

■会社概要

(3) 同社の優位性

アライドアーキテクツ<6081>の優位性は、今後市場が拡大するSNSマーケティング領域に特化し深堀りをすることにより、他社に先駆けて独自のポジショニングを確立したところにある。これまで積み上げてきたアセットは、同社プラットフォームに登録された顧客企業のファン総数1,910万人以上、同社サービスにより生まれたUGC生成数1,432万件以上、累計クライアント数4,500社以上に上る。特に、マーケティングプラットフォームの最大の成功要因は、会員ユーザーをいかに増やし、エンゲージメントを創出するかにかかっているが、会員ユーザーは魅力的なキャンペーンが充実しているところに集まる一方、顧客企業も会員ユーザー数の多いところを選ぶことから相互に作用し合う好循環が生まれやすい。また、集客のための広告宣伝費や機能強化等への開発費などにスケールメリットが働く事業モデルであることから、国内最大級の会員ユーザーや顧客基盤、SNS 各社との強固なネットワークを有する同社には大きなアドバンテージがある。

また、市場ニーズの拡大に合わせてサービスの拡充(進化)を図ってきたことや、これまで積み上げてきたアセットを生かし、顧客企業のファンベースマーケティングをワンストップで支援できるところも、今後の事業拡大に向けて大きな武器と言える。

3. 沿革

同社は2005 年にインターネットを活用したマーケティング支援を目的として、現代表取締役社長の中村壮秀(なかむらまさひで)氏によって設立された。中村氏は、住友商事<8053>を退職後、インターネットビジネスの可能性を信じて、ゴルフダイジェスト・オンライン<3319>の創業に参画し、東証マザーズ上場に貢献した。そこでクチコミの重要性を実感するとともに、社会的意義や市場の大きさを確信したことが、人と企業のエンゲージメントの創出を使命とする同社を設立した経緯である。

2006年にホームページ制作事業の立ち上げと、各分野のエキスパートによるクチコミサイトをスタートした。当初はプロやブロガー等のセミプロ向けのコミニュティサイトを運営していたが、2008年に一般ユーザーを対象としたファンサイトモールをスタートし、現在の事業モデルが立ち上がった。

事業拡大の転機となったのは、2011年からFacebook向けにサービスを開始したことである。このことが、会員ユーザーの獲得に拍車をかけ、同社の成長を支えてきた。その後もTwitter(2012年)やInstagram及びLINE(両社ともに2015年)との連携も開始している。

2013年11月に東証マザーズに上場。2014年3月にはシンガポールに子会社を設立して「ReFUEL4R」サービス(現在の「CREADITSR」)によるSNS広告クリエイティブ制作事業を立ち上げた。また、2016年8月には中国最大規模のSNS「Weibo」の公式マーケティング会社IMSと提携し、「Weibo」の公認サービス「WEIQ」の日本における独占販売契約を締結するなど、越境プロモーション事業の拡大に向けて足掛かりを築いた。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《HN》

提供:フィスコ

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