住友商が大幅高で上場来高値更新、アクティビストによる株取得で株高思惑が急浮上
住友商事<8053>が大幅高で4000円台を回復、前週25日につけた上場来高値3980円を払拭し青空圏に突入した。同社株を含め総合商社株はウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが株式を買い増す動きなどで話題を呼んだ経緯があるが、直近ではアクティビストとして名を馳せる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが同社株を数百億円規模で取得したことが28日に判明、これが株価を刺激する材料となっているもようだ。「同社株の保有株比率は時価総額比で1%に満たない可能性があるが、物言う株主が食指を動かしていることで、株式価値向上などに向けた提案がなされることへの思惑が投資資金を誘導している」(中堅証券ストラテジスト)という。
株探ニュース