内田洋が急反発、人材サービス事業の需要獲得好調で22年7月期業績予想を上方修正
内田洋行<8057>が急反発している。1日の取引終了後、22年7月期の連結業績予想について、売上高を2100億円から2200億円(前期比24.4%減)へ、営業利益を53億円から63億円(同39.2%減)へ、純利益を32億5000万円から35億円(同43.2%減)へ上方修正したことが好感されている。
前年のGIGAスクール構想案件の影響の反動で、業績は前年同期を下回る見込みであるものの、第3四半期までにGIGAスクールの追加案件並びに周辺需要や、ICT支援員などの人材サービス事業の需要の獲得が好調に推移した。また、新型コロナウイルス感染症のオミクロン変異株の拡大の影響による停滞も一部ではみられたものの、民間市場の需要は着実に回復すると見込まれることも寄与する。
同時に発表した第3四半期累計(21年7月21日~22年4月20日)決算は、売上高1560億5000万円(前年同期比34.0%減)、営業利益76億5100万円(同36.2%減)、純利益44億2500万円(同38.8%減)だった。
株探ニュース