トルクが反発、デジタル化施策進め今期最終益予想42%増に上方修正
トルク<8077>が反発した。13日の取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しをこれまでの6億円から7億5500万円(前期比41.9%増)に引き上げており、これを好感した買いが入ったようだ。
売上高の見通しは216億円(同5.5%増)で据え置いた。ねじ卸業者向けウェブ受注システムの拡大・改善や、商品受け渡し用スマートロッカー「ねじロッカー」の活用など、デジタル化施策を進め、利益率向上に取り組む方針。入手可能な情報と予測などを踏まえ、業績予想を見直した。
第3四半期累計の売上高は前年同期比7.8%増の162億2100万円、最終利益は同2.8倍の6億1600万円だった。同社はあわせて、スタンダード市場への選択申請の決定と申請実施についても公表した。
株探ニュース