ナイスは3日続落、下請け事業者の代金不当減額で公取委が勧告
ナイス<8089>は3日続落している。同社は23日、公正取引委員会から下請代金支払遅延等防止法に基づく勧告を受けたと発表しており、嫌気されたようだ。下請け業者にプライベートブランドの商品の製造、木材及び住宅設備機器の加工などを委託した取引において、「仕入割引」や「リベート」として下請け代金の減額、または割戻金を受け取っていたことが、下請法の規定に抵触すると判断されたという。仕入割引では約1826万円、「リベート」では約493万円の減額分が該当すると判断された。ナイスはその全額の支払いをすでに完了したとしている。
株探ニュース