ゴルドウインが買い気配、4-12月期経常は43%増益・通期計画を超過、配当10円増額修正
ゴールドウイン <8111> が買い気配でスタート。7日大引け後に発表した20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比42.6%増の164億円に拡大して着地したことが買い材料視された。
「ザ・ノース・フェイス」を中心にアウトドアブランドの好調が継続したほか、ラグビーワールドカップ閉幕後も「カンタベリー」ブランドの売れ行きが増勢だった。また、直営店や自社ネット通販の売上拡大に加え、販売ロス削減なども大幅増益につながった。直近3ヵ月の10-12月期は消費税増税や暖冬といったマイナス影響があったにもかかわらず、売上高、経常利益ともに四半期ベースの過去最高を達成した。
通期計画の160億円をすでに3.1%上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。併せて、今期の年間配当を従来計画の65円→75円(前期は1→2の株式分割前で85円)に増額修正したことも評価材料となった。
株探ニュース