株ブロガー・さなさえ:テーマ性と業績期待の高い株を狙ってワッショーイ【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年3月22日20時に執筆
大谷翔平選手の大活躍をはじめ、数々のドラマに彩られたWBCは日本の全勝優勝という輝かしい記録を打ち立てて終幕となりました。日本株もこの勢いを借りて米国株に連動する事なく、力強く上がってほしいものですねー…ここでチェコ戦以降、出場機会が減ってしまった山川穂高選手の掛け声をお借りして、景気づけといきましょう。「株よ、上がれー!ワッショーイ!」
はい、皆様、おはこんばんちわ。株ブログ『さなさえの麗しき投資ライフ』の筆者、さなさえです。
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや11回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<WBCにちなんだ株が吹き上がる中で>
WBCの最中、SVBの破綻や金融システム不安で一時相場は乱高下しましたが、それでもスポーツ用品のミズノ<8022>、ゼット<8135>、そしてスポーツバーのハブ<3030>などへの思惑買いは事前に入っていましたね。ただ、まさか日本の躍進が報じられていくと、大谷工業<5939>や村上開明堂<7292>、クリヤマホールディングス<3355>など、選手や監督の名前を冠した銘柄まで噴き上がる事もありましたね…日本の投資家は実はかなりいい加減な人達が多いのではと思ってしまう時がありますが…いや、いいんですよ、ネタだけで儲けられるのであれば(笑)。上野動物園のパンダ「シャンシャン」が帰っちゃうからと、その前から精養軒<9734>を集めていた人もいたとかいないとか…全く違う理由で急騰していましたけどね。
では、話を戻して先の金融不安がまん延して軟調となった市場においても力強く上昇していく株って他にもありましたよね。それはWBC関連のような超短期的な物色を受けるテーマ株ではなく、「将来性の高いテーマ性と業績期待の高い株」である事が多いです。わたしがブログで取り上げている銘柄もそういった話題株が中心であり、実際にそれで値幅がとれる事も多いです。
例えばここ最近の人気テーマと言えば、以前もご紹介してきたChatGPT関連です。米オープンAI社が展開する「ChatGPT」を活用したソリューションを開発するなどの材料発表によって急騰していく銘柄がここのところ多いですよね。その実態がどれほど素晴らしいものか、また、どれほどのニーズがあるかはわかりかねるものもありますが、各企業もこういった時代の潮流を掴んだ材料発表で株価を意識する事もあるのではないかと考えます。今回はそういった息の長いテーマ性を持った銘柄を中心にご紹介したいと思います。
<最近の注目株は?>
まずは圧倒的なニーズの高さから連想される高度人材関連というテーマから、コアコンセプト・テクノロジー<4371>やチェンジ<3962>、そして同様に人材不足という点からDX関連からBeeX<4270>、クロスキャット<2307>、ニーズウェル<3992>などは業績期待は引き続き高いと見ています。同関連で言えば、過熱感はないにしても、底強いチャートを描いている銘柄も散見されていますよね。
そしてネット広告やマーケティング、コンサル業などは前述した通り、企業のDX化も相まってか、依然として高い需要を示しているようです。例えばジーニー<6562>やマイクロアド<9553>の業績は絶好調。先の地合いでグロース株が特に売られた場面でもやはりテーマ性の高い銘柄は買われていました。
遠隔教育プラットフォーム「AirCampus」に、米オープンAIが開発する「ChatGPT」の対話プロンプト機能とChatApp機能を実装したと発表して動いてきたビジネス・ブレークスルー<2464>はまだ業績は伴わないのですが、この材料と小型株ゆえの軽やかな動きもあって注目中…その他、EV車への需要高から三井ハイテック<6966>、低PBR関連のイムラ<3955>なども面白そうだな、と見ています。
今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、ご紹介した注目株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として注目銘柄をピックアップして、毎月その値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
《TY》
株探ニュース