ソマールが大幅5日続伸、円安効果などで25年3月期業績予想を上方修正
ソマール<8152>が大幅高で5日続伸している。11日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を305億円から310億円(前期比16.3%増)へ、営業利益を18億5000万円から24億円(同33.5%増)へ、純利益を14億円から20億円(同45.9%増)へ上方修正したことが好感されている。
円安による売上高・利益の押し上げ効果に加えて、自動車部品業界向け高機能樹脂製品の販売で新規顧客を獲得したほか、付加価値の高い製品を中心に海外市場向けが大きく伸長していることが要因。また、電子機器業界向け関連製商品で、スマートフォン市場の受注環境が緩やかに回復するなか、コーティング製品の受注が海外市場における新規採用などで順調に推移していることも寄与する。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高151億7700万円(前年同期比16.5%増)、営業利益13億7100万円(同83.8%増)、純利益12億200万円(同2.7倍)だった。
株探ニュース