フォーバル<8275>は3日、同社のグループ会社であるFISソリューションズが、中小企業個人情報セキュリティー推進協会(SP2)が提供する「ESGマーク認証制度」において、「ESGマーク認証ブロンズ」を取得したと発表した。

FISソリューションズは、10年後に日本の中小企業、30年後にアジアの中小企業、そして100年後には世界中の中小企業が「すばらしい会社」であり続けることを目指す100年ビジョンを掲げている。このビジョンに基づき、同社は自社および顧客向けにESG経営を推進し、その実践を通じてビジョンの実現を目指している。

ESG経営は、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の三つの視点から企業活動を見直し、持続可能な社会を目指す重要な取り組みである。これにより、環境問題への取り組みや社会貢献、企業の透明性と責任の強化が求められる。

FISソリューションズは、フォーバルグループの一員として、通信コンサルティング事業を中心に企業経営のコンサルティングに取り組んでいる。国内企業の99.7％を占める中小企業に対し、情報通信を活用した経営の高度化、取引先とのマッチング、海外進出支援、Web戦略などを通じて、顧客の利益拡大に貢献することを使命としている。

今回のESGマーク認証の取得を契機に、FISソリューションズはESGアドバイザーとして、中小企業が選ばれる企業となるためのESG経営サポートを推進していく方針である。これにより、一般企業との取引だけでなく、自治体や金融機関との新たな提携でも信頼できる企業として認知されることを目指している。

《AK》

提供：フィスコ

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