フォーバル<8275>は4日、グループ会社であるフォーバル・リアルストレート(FRS)が、一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会(SP2)の提供する「ESGマーク認証制度」において、「ESGマーク認証ブロンズ」を取得したと発表した。

近年、環境(Environmental)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)を重視する「ESG経営」の重要性が世界的に高まっている。投資家の関心の高まりや企業の社会的責任の強化、さらに多様な働き方への対応が求められる中、オフィス空間においてもサステナブルな環境作りが必要とされている。

FRSは、オフィス構築支援を通じて、中小企業のESG経営を推進するとともに、自らもESG経営を実践することで、持続可能な社会の実現と企業の長期的な成長を目指している。

SP2が運営する「ESGマーク認証制度」は、企業がESGの観点から持続可能な経営を実践していることを証明する認証制度であり、企業がどの程度ESG要素に取り組んでいるかを評価するものとなっている。また、2024年9月30日付で静岡県湖西市の建設工事競争入札参加者の格付け基準における加点要件の一つとして採用されている。

さらに、SP2はESG経営の普及と推進を目的とし、中小企業向けの第三者認証制度として「ESGアドバイザー」の育成と認定を進めている。この資格は、企業のESG経営に関する基礎知識を有していることを証明する制度であり、今後のESG経営の発展に寄与することが期待されている。

《AK》

提供：フィスコ

株探ニュース