平和堂が3日ぶり反落、3~11月期経常14%増益も通期計画進捗率65%
平和堂<8276>が3日ぶりに反落した。28日の取引終了後に発表した24年2月期第3四半期累計(2月21日~11月20日)の連結決算は、営業収益が前年同期比2.2%増の3124億9800万円、経常利益が同14.2%増の91億2100万円だった。増収増益となった半面、経常利益の通期計画に対する進捗率は約65%にとどまった。11月までの直近3カ月間の経常利益は同9%減と低調に推移し、業績の下振れを懸念した売りが優勢となったようだ。第3四半期累計では、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行したことで外出需要が回復。物価高による単価上昇もあって営業収益の増加につながった。光熱費の使用量削減などの取り組みも利益を押し上げる要因となったとしている。
株探ニュース