平和堂が後場に一段高、25年2月期最終益34%増・18円増配計画を好感
平和堂<8276>が後場に一段高となった。同社は4日午後1時半、24年2月期の連結決算発表にあわせ、25年2月期の業績・配当予想を開示した。今期の営業収益予想は前期比4.4%増の4440億円、最終利益予想は同34.1%増の91億円とし、年間配当予想は同18円増配の60円とした。あわせて今期の配当性向を30%以上とする方針を示したほか、27年2月期までの配当政策として累進配当を導入するといい、これらを好感した買いが株価を押し上げたようだ。
同社は中期経営計画も公表した。子育て世代のニーズへの対応やドミナント戦略をベースとした経済圏拡大、コスト構造改革の推進などを通じ、中核となる小売事業を強化していく。24年2月期の営業収益は前の期比2.3%増の4254億2400万円、最終利益は同9.7%減の67億8400万円だった。
株探ニュース