三菱UFJなどリバウンド局面に、米長期金利の上昇一服で上値も重い
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクはやや買い優勢も、前日終値近辺で上値の重い展開。米長期金利が足もとで上昇一服となっており、前日は10年債利回りが4.82%台まで低下し、米国の大手金融株には風向きが悪くなっている。一方、国内でも10年債利回りが0.8%台でもみ合っており、ひと頃の金利上昇を手掛かり材料とする買いは足もとでは沈静化している。ただ、メガバンクは前週後半から下値模索の動きにあったことで値ごろ感も生じており、中期的には国内金利の上昇が想定されることで押し目買いを誘っている。
株探ニュース